星のようにひかり、尖った人生を、いつまでも【株式会社ファイブスター】安西 祐太社長

PROFILE

安西 裕太社長

株式会社ファイブスター
安西 祐太社長

今回は、【株式会社ファイブスター】の安西社長に突撃インタビューしてきました!

今の仕事を立ち上げた経緯を教えてください

株式会社ファイブスターを立ち上げようと思った経緯は、高校時代の1年先輩と一緒に仕事をしたいという思いがきっかけでした。よく飲みに行ったりしている中で、「一緒に仕事をしたいよね」って。

その先輩はスーパーカブで日本一周した経験があり、服飾系の専門学校に通って資格も持っていましたが、当時はパチンコ屋で働いていたんです。
特に目標がないまま働いていたので、「じゃあ一緒に働こうよ」ということになりました。
その時、私の基礎資格をうまく活かせる仕事は何だろうと考えた結果、デイサービスっていうものが浮かび、2019年12月に立ち上げることにしました。

うちはリハビリデイサービスなので、利用者さんやお客さん、患者さんに目標を立て、その目標に向かうようなリハビリを提供したいというのが基本的な考え方だと思うんです。
けど僕の場合は、最初はその先輩と一緒に働きたいという思いからスタートしたので、正直なところ、先輩と一緒に働ける仕事であれば何でもよかったんです。
そこで僕の基礎資格を生かせる仕事が理学療法士だったため、この仕事を選びました。

ーその先輩とは今も一緒にやっていらっしゃるんですか?

彼は今は別の店舗で管理者をしています。彼と付き合いだして、もう20年ぐらい経ちますね〜。

 一緒に働くという夢が叶ったってことですね。

そうですね。彼と働きたいという思いから始めた仕事ですが、実際に始めてみると、利用者さんのリハビリ目標を達成するお手伝いが好きだったみたいで。
僕は元々病院で働いていて、その後、訪問看護ステーションで理学療法士としてご自宅を訪問してお手伝いをしていて、今はデイサービスをやっているけど。

もう一人の彼は人懐っこくて、人のことが好きなタイプなんです。余談ですが、彼はすごく滑舌が悪くて(笑)。
そんな感じでみんなに好かれるタイプなので、僕も彼と一緒に仕事をしたいと思ったんです。

ーその先輩は洋服の専門学校を出てて、全然違う道に進んだんですね。

そうですね。服飾系の専門学校を出て、最初は洋服を売っていましたが、似合わない人にも「似合いますね」と言わなければならないのが嫌になってしまったみたいです。

その後、携帯の販売員をやっていたんですが、それも合わなくて、最終的にパチンコ屋で働いていましたね。

パチンコ屋には、おばあちゃんやおじいちゃんがよく来るじゃないですか。
彼はお客さんにとても好かれていたみたいです。それで、「これは一緒に何かできるかもしれない」と思い、デイサービスを始めたんです。

ーこの社名にある5つの星ってどういう意味ですか?

よく「5店舗出すんですか?」と聞かれるんですが、そうではありません。

1つ目は自分、2つ目が家族や仲間、3つ目が利用者さん、4つ目が地域や社会、そして5つ目が会社。
このすべてが尖って輝けるようにという思いを込めて「ファイブスター」という名前を付けました。

ー「ファイブスター」という名前はすぐに決まりましたか?

そうですね。僕がこの5つを大事にしていこうと思って、会社を作る時に大切にしたいと考えた5つです。

あとは、「尖がる」という言葉が好きで、某ビールメーカーさんの「丸くなるな、星になれ」という言葉に感銘を受けて、社名に反映させました。

商品・サービスについて教えてください


うちは基本的にデイサービス事業を4つ運営させていただいています。それに加えて、相模原市から委託事業を1つ任せていただいてます。
事業内容は主にデイサービスで、リハビリ系のデイサービスを2つ、認知症の方専門の認知症対応型デイサービスを1つ、そして昨年の9月からは音楽を取り入れたデイサービスを行っています。

ー音楽を取り入れたデイサービスについて詳しく教えてください。

毎日14時15分から15時15分まで日替わりでミュージシャンが来るというコンセプトのデイサービスです。

今日もちょうど三線のプロの先生が来る予定です。
ミュージシャンの方々の中には、みなさんが知っているようなアニメのエンディングソングを歌っていた方や有名な歌手のピアニスト、それからバイオリニストなど様々な方がいらっしゃいます。

利用者さんにとっては楽しいデイサービスとして来てもらいたいと考えています。

もちろん、お風呂や食事などの生活支援も行いますが、まずはデイサービスを楽しんでもらいたいです。

しかし実は、裏で音楽療法もしっかり考えています。
例えば、認知症の方に対しては回想法というリハビリを取り入れています。

認知機能をなんとなく抑えるようなリハビリなんですが、若い頃に聴いた曲を流すことで、認知機能の改善を図るものなんです。

70歳や80歳になった時に昔の曲が流れると、その曲に反応して記憶が蘇り、ぼーっとしていた方々が活発になることがあります。

実際に、歌詞や字が読めない方でも、その曲が流れると歌詞が自然に出てきて、大きな声で歌えることがあります。

そうした音楽療法を取り入れていて、みなさん楽しんでいってくださるんです。

また、日本でも、もしかすると世界でも初めてかもしれませんが、周波数にこだわっています。
一般的な楽器は440ヘルツに合わせていますが、オーケストラは442ヘルツ、うちは528ヘルツでやっています。528ヘルツは高齢者や認知症の方に良いとされています。

音楽療法には確立されたエビデンスがまだありませんが、うちの管理者が50年の音楽経験と15年の外国使節経験で、肌間的にこの周波数がいいんじゃないかというので、音楽デイサービス”メロディーズ”に取り入れています。

音楽デイサービス自体は市内ではうちが2カ所目ですが、周波数にこだわっているのはうちだけです。
もう1カ所目は10年以上前からやっているところがあるみたいですが、それ以外に、音楽のデイサービスをやっているというのは聞かないですね。

ーその呼んでくるミュージシャンの方々は、どうやって募集するんですか?

管理者が音楽を50年やってきたということもあり、知り合い方に電話をして来てもらっています。

ーそれはボランティアでやっているんですか?

一応、お車代という形で少しお支払いはしていますが、ほぼボランティアで来ていただいています。

12月には、焼酎のCMソングを歌っている方がクリスマス会を一緒に企画してくれたりもしました。

ーここでやるんですか?

いえ、こちらの店舗はリハビリ系のデイサービスなので、音楽のデイサービスは別で行っています。

話が少し飛んでしまいますが、私たちがやっていることは、基本的にご自身でリハビリができるような自主訓練を指導しながら支援することです。

例えば、お布団で休みたいという方がいた場合、ベッドで生活するのは楽ですが、お布団で休みたいなら床から立つ練習を一緒に行ったり、そもそもの筋力をつけたり、関節が悪ければ少しでも動けるようにサポートしたりして自主訓練を促しています。
これが私たちの会社の理念でもあり、「星のように光り尖った人生をいつまでも」という思いが込められています。

利用者さんが骨折などで入院し、退院後に自宅に戻った時にできていたことができなくなってしまったりすると、気持ちが落ち込んでしまいます。

それで退院後に今までの生活ができるようにという目標を持っていても、良くなった後、その先に進めなくなってしまう方が多くて。
だから私たちは、退院後に今までの生活ができるようになることはもちろん、その先の目標を持つことも大事にしています。

例えば、お孫さんの結婚式に出席したり、もう一度オーストラリアに旅行に行きたいとか、国内旅行でもいいんです。

そのための支援を行い、リハビリだけでなく、その先の目標を一緒に目指しませんか?というお話をしたり、実際に行動を起こすためのプランを組んだりしています。

そこがうちの会社の理念になっています。
最初は友達と働きたいという思いから始まりましたが、途中から自分が本当にやりたいことはそこだと見えてきました。

御社のサービスの強みはなんですか?

2020年の4月1日にリハビリのデイサービスを立ち上げ、ちょうどその時期にコロナが直撃しました。
すぐに志村けんさんが亡くなり、その何日か後に東京都で緊急事態宣言が出されました。

デイサービスの性質上、人が来ないと売上にならないし、当時は人が集まってはいけない状況もあったので、利用者さんがいない時期が続いていました。

本来ならケアマネージャーさんに会って、商品やサービスの強みを伝えるのですが、営業活動すらできない状態。

そんな中で色々考え、夜12時からポスティングをしたり、SNSを活用してみたんです。

やはりコロナ禍でもリハビリやコミュニケーションを必要とする人はいたので、「うちは新規オープンなので利用者さんが少ないですよ」と伝え、そこからケアマネさんにも少しずつ周知してもらい利用者さんが増えていきました。

うちでは比較的、どなたでも受け入れるようにしていて、ケアマネさんから「ちょっと大変な利用者さんなんです」と言われても、受け入れてきました。

私自身も様々な経験をしてきたので、「絶対に断らない」というのがうちのサービスの強みですね。

後は、高齢者が増えている現在、10年後には団塊の世代が80代になります。
平均寿命もどんどん伸びていて、認知症の方も増えていく。

うちの2店舗目は認知症対応型デイサービスで、団地の中で8人規模の小さなデイサービスを運営していますが、相模原市内の高齢者人口は約30%、団地ではすでに50%近くが高齢者です。

相模原市を含めて、世の中の高齢者の人口の割合がすごいことになっているわけです。10年後となればなおのこと。

私たちは、今後高齢者の割合が増える中で、地域の方と交流し、子供世代とも交流し、見守り合うシステムを作る必要があると考えています。

すでに10年後が出来上がっている中で、地域の方と交流をするデイサービスを、認知症の方たちと一緒に作っていきたいなって。

例えば、夏祭りに参加したり、コンポストの設置や団地へ生ごみ処理システムを地域の方と一緒に作ったり、モルックなどのスポーツを一緒に楽しむとか。災害時の対応も含め、地域の方々に知っていただきたいという思いがあります。

今回の音楽デイサービスもその一貫で、音楽は生きていく上で必要だと考えており、そういうものを私たちは提供できるのも一つの強みかなと思います。

そして、うちのもう一つの強みは人材です。現在、4店舗と1つの事業で15人ほどが働いていますが、1人1人が成長できるような会社作りを目指しています。福祉や医療、介護以外の資格も活かせるような環境を提供しています。

ー結構バラエティーに富んだ方がいらっしゃるんですか?

そうですね。どんな資格も活かせるようにと考えています。
例えば、携帯電話の使い方を教える資格を持っているスタッフがいます。利用者さんたちには、携帯の操作もリハビリの一環として捉えてもらいたいと思っています。

身体機能を良くする、いわゆる筋力をつけたり関節の動きを良くしたりすることに加えて、携帯電話の操作を通じて、友達と会うための機能を活用するなどの付加価値もあります。

従業員の自慢をしてください

どなたでもいいですか?(笑)選ぶのが大変ですね。
一応従業員になると思うんですが、最初に話した彼。
彼は、僕がすごく酔っぱらって記憶をなくしてしまうことがあっても、必ず連れて帰ってくれるんです。とても優しくて、うちの自慢の一員です。

気持ち悪いかもしれませんが、なんというか僕の一部のような存在です。(笑)

この仕事をしていて1番嬉しかったことを教えてください

やはり仲間が増えることですね。

元々、僕は孤独なタイプではないんですけど、一緒に働いてくれる仲間が増えるのは本当に嬉しいです。

関わってくれる仲間が増えることが、一番嬉しいことですね。

会社を経営していて一番苦しかったことはなんですか

一番苦しかったことは、先ほどとは逆に会社の人、一緒に働いている人が辞めてしまうことですね。
もちろん、それがすべてネガティブな理由ではないんですが、ネガティブな理由で辞める人もいます。全部を僕に話してくれるわけではないと思いますが、仲間がいなくなるような気持ちになり、それが少し寂しいですね。

例えば、給料面などでどうにかしたくてもできない部分があったりするので、ずっとモヤモヤします。
また、会社の設立当初、一緒に会社を立ち上げた方がいましたが、僕の働き方と相手の働き方が違って、ずっと僕に合わせてくれていたものの、最終的には「付いていけない」と辞めてしまいました。そういうことを思うと本当に寂しいですよね。

会社で不足しているなと思う部分はありますか

会社で不足している部分は、まず僕の経営の知識ですね。
最初の頃は勢いでなんとかなると思っていたんですが、店舗数が増えると人の管理やお金の管理、法的な介護保険の制度などの知識が必要になってきます。そういう細かい仕組みについて、僕自身もっと勉強しなければならないと思い始めています。

また、人手も不足しています。
介護業界全体で関わる人が減っているので、介護や福祉に興味を持つ人を増やしたいと思っています。
正直なところ、給料って大事じゃないですか。お金を稼ごうと思った時に介護を選ばない人は多くないですか?

ーというと?

給料面を良くするのが難しいんです。介護保険制度があるので。
だから介護での収入以外の方法を考えています。例えば、会社のお金を他で動かしてもらったりして、少しずつ給料を上げて行けたらなと。

後は、単純に介護はきつい仕事だというイメージが強いと思います。それをエンターテイメント性を出して、楽しいと思ってもらえるような仕組みが必要だなと。
でもそれは私たちだけではなく、介護業界全体で取り組まないと厳しいと思うんです。だからまずはうちがその取り組みを始めて、他の企業が真似してくれればいいなと思っています。

介護の資格は働く上で必要なんですか?

無資格の方でも働くことはできます。
もちろん、介護福祉士の資格があれば少し上のポジションに就くことができますが、資格がない方にも体操を教えたりすることができます。

うちの会社の強みでもありますが、僕も理学療法士だし、リハビリの専門資格を持った職員が多くいるので、彼らが指導して、利用者さんと一緒にやってもらうことができます。うちで働くことで、リハビリの知識も得られるので、勉強になると思います。

ー今、人は募集していますか?

そうですね。一般の方も、理学療法士や看護師さん、もちろん介護の方もみんな募集しています。人材はやはり課題ですね。

ーどうやって募集しているんですか?

求人情報サイトやハローワークさん、あとはツテを使っています。利用者さんは集まるんですけど、スタッフさんがなかなか集まらないのが課題です。

ー有資格者が業界で働いていないんですかね?それとも、どこかで働いている人を引き抜いてこないといけないとか?

どっちなんですかね。引き抜きは、基本的にしないですが、介護業界は女性の方が多く、家庭に入っている方も多いので業界的に人手不足なのかな。

私の知人で何人か介護をしている人がいるんですが、朝が早くて帰りも遅いと言っていました。それなのに給料が高くないからきついと言っています。

そうなんですよ。それを聞くとやりたくなくなりますよね。
だからこそ、給料をちゃんと上げていかないといけないと強く思っています。

介護って大事な仕事じゃないですか。それなのに、給料が上がらないのはなんでなんだろうなって思いますね・・・

経営していく上で不安なこと、心配なこととか、何がリスクだと思いますか

経営していてのリスクは、人材確保ができなくなることが一番心配ですね。介護に関わる人が減っていくのは間違いないので、そこがリスクだと感じています。

ー人が辞めていってしまうリスクですか?

そうですね、人が辞めていく、離れていくリスクがあります。介護の仕事はきついし、給料も安いし、今のところどうしようもない。これをどうにか解消できないかと考えているのが、福祉留学の仕組みです。

直接、デイサービスの現場を見学すると、「これは違うな」と思って離れてしまうことがあります。

なので福祉留学のような仕組みを作って、介護に興味を持ってもらう入り口を提供できればと思っています。

デイサービスでも支援の目的によって違いが色々あるんです。
なので直接見学するのではなく、福祉留学という仕組みを通して体感してもらう。

例えば、デイサービスではなく他の福祉施設を見学して、「ここがいい」と思う人がいれば、介護業界全体として人材を確保しやすくなるのではないかと思います。実際にこの仕組みはすでに動いていて、市内での展開を目指しています。

子供たちに将来の夢を聞くと、介護職はほとんど出てきません。だから介護職を夢見る子供たちを増やしたい。

ー例えば、その辞めちゃうリスクとか、人材を確保できないリスクって、どうしてそうなってしまうんですか?

辞めてしまうリスクは、給料が上がらないことが大きいと思います。介護業界では、人件費、不動産費用、送迎のガソリン代などにお金がかかります。この3つが主なコストです。

社長のこれだけは負けない!というところはなんですか?

これだけは負けないこと・・・明るさかな。(笑)
あんまり悩まないと言おうと思ったけど、悩むこともありますね。(笑)

後は、いくら働いても多分死なないと思います。

ー疲れないんですか?

疲れるけどいくらでも働けますね。

ー休みはないんですか?

開業当初よりは休んでますけど、土日も働くことはありますね。

ー土日も稼働?

いえ、稼働はしてないです。ただ自分の仕事があるので。

3年後のビジョンを教えてください

3年後は今のデイサービスをやりながら、新たに訪問看護ステーションの立ち上げを考えています。

現在、認知機能が低下してお風呂に入れない、歯磨きが苦手、食事に不安があるなど、少し動きが弱くなった方の支援を始めていますが、さらに進んでご自宅から出られない方のために、訪問看護ステーションを2年以内に立ち上げたいと思っていて、それが3年後には軌道に乗っているのが理想です。

また、もう一つの事業として相模原市から委託されている事業があります。

基本的には元気な方に3か月限定で自宅で可能な運動を12回分教えるというものです。
これを継続して、自分のルーティーンになるところまで支援し、相模原市の元気な高齢者をそのまま元気に年をとってもらうことを目指しています。

この事業は昨年から相模原市も本格的に始めたもので、私たちが初めてで、ずっと委託を受けています。来年度にはさらに変化がありそうで、この事業ももう少し拡大していきたいと思っています。

相模原市では年間で700人がデイサービスに通っており、来年度にはそのうち200人をうちで受ける予定です。元気な方の予防のための支援と、ご自宅から出られなくなった方の訪問看護の支援、両方をバランス良く進めていきたいと思っています。

10年後のビジョンも教えてください

10年後はもっと先のビジョンとして、自宅に住めなくなってしまった方のための老人ホームを作ったり、高齢者向けのアパートを作りたいと考えています。

イメージとしては、真ん中にリビングがあって、そこを囲うように各自の部屋があり、みんなで生活できるような場所。

例えば、「今日はお風呂はあなたが担当ね」といった形で共同生活を営むようなアパートを考えています。

さらに、障がいのある子供たちが成長して大人になった時に、高齢者と一緒に生活できるような場所も作りたいと思っています。全国にはそういった場所が少しずつあるので、見学に行って学んでいます。そして最終的には、社会福祉法人を設立したいと考えています。

ー社会福祉法人とは何ですか?

今は株式会社として運営していますが、社会福祉法人になると、信頼性が高まり、資金も安定します。そこまでやっていかないと、私がやりたいことを実現するのは難しいかなと。

株式会社で頑張るのも大事ですが、役所や国にしっかり認められたところでやっていきたい。

ーそういう位置づけなんですね。上場するのではなく社会福祉法人になりたい。社会貢献したいというのが強いという感じですか?

そうです。お金に困ることのない社会を目指したいと思っています。

お金がないと大きな怪我や手術などに対応できないじゃないですか。
今はクラウドファンディングとか様々な仕組みがありますが、やはりお金があることに越したことはない。

高校生の時、大学生のナカオさんという方から「お金は目的にするな、手段にしなさい」と教えられました。当時は理解できませんでしたが、今は本当にそう思います。何かをするためにお金は必要ですが、違う選択肢もある。

もちろん、上場してみたいという気持ちもありますが、それよりも仲間と一緒にいることが大切だなって。

高齢者と障がいのある人、そうでない人が一緒に公園で遊んだり、普通に夜飲んでいるとか、銭湯に入ったりするような。

それが10年後、あるいは20年後かもしれませんが、そんな未来を作っていきたいって思います。

20年後でも、まだまだやっていきます!

会社情報

株式会社ファイブスター

https://www.sagamihara5star.com/

さいごに

今回は株式会社ファイブスターの社長、安西さんにお話を伺いました。
介護業界が抱える問題に真摯に向き合っておられる姿勢に感銘を受けました。
これからもっと輝いていくことを心より応援しております。
安西さん、ご協力本当にありがとうございました!

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