お客様を第一に考え、スタッフ1人1人がお客様に愛される店舗を【株式会社F.B】佐藤 恭寿社長

PROFILE

お客様を第一に考え、スタッフ1人1人がお客様に愛される店舗を【株式会社F.B】佐藤恭寿社長

株式会社F.B
佐藤 恭寿

今回は、【株式会社F.B】の佐藤社長に突撃インタビューしてきました!

商品・サービスについて教えてください

今は、沖縄食材を活用した琉球イタリアンの店舗と、沖縄のおでんをメインにした沖縄居酒屋、フレンチの3店舗を経営しています。特に、琉球イタリアンに関しては、沖縄食材を活かしたイタリアンというコンセプトにこだわりを持っています。例えば、ピザ生地の仕込みに、発酵にオリオンビールを使うなど見えないところから、沖縄料理のタコライスをピザにアレンジし、当店の人気メニューのタコスピザを作ったり、沖縄料理とイタリアンをコラボレーションするなど、日々新しい料理が生まれています。

また、僕自身が沖縄と繋がりを持っているので、一般的には手に入らないような価格で沖縄食材を直接仕入れてる点も強みですね。

ーメニューは、誰が考えてるんですか? アイデアの出どころとかはありますか?

みんなのアイデアです。それを具体的に商品化していくのは、僕やシェフが行っています。

自分自身も食べること飲むことが好きだから、面白いアイデアがどんどん溢れてきますね。日々、頭の中で「これは合わないだろう」という考え方にとらわれず、積極的に新しいメニューのアイデアを考え、作っています。

会社で不足していることはありますか?

今は、スタッフもアルバイトの方も充実しているので不足していることはないです。

ただ、学生アルバイトの方が多いので、年度が変わると就職活動、留学などで今まで頑張ってきてくれた方が抜けたりとかするんですよね。そのため、今まで出来ていたことを補う準備をしていかないといけないです。一時的にスタッフ不足が起こるので、スタッフの強化については必要だと感じています。

ー今、従業員さん何人ぐらいなんですか?

アルバイトの方を入れて、17、8人ぐらいです。社員の方は4人です。

ーお客さんを集客したいというより、スタッフを入れたい感じですか?

集客も大切だと思っています。

しかし、飲食業は日々起こることが違うため、未経験者の方も今働いているスタッフの方と同じ仕事ができるまで様々な対応を覚える必要があります。そのため、学校などの都合でスタッフが辞めなければいけない目処が立ってきた場合、次のスタッフを早く育てなければならないやりくりの難しさがあります。

また、早く常連さんにスタッフの方を知ってもらい、その方々を応援してもらうと言う環境を作ることも重要だと思います。

ー求めている人材ってどういう方ですか?

アルバイトの方でシフトに多めに入れるような方が働きに来て欲しいですね。
そして、料理やお酒も好きで、人と話すのが好きっていうような方にぜひ来てもらえたら嬉しいですね。

この仕事をはじめたきっかけを教えてください

大学を卒業後、東京ガスという大手企業に就職し、4年間勤務しました。

勤務している中で大手の企業ならではの、お客様へ均等なサービス提供と一定のルールに縛られていることに違和感を覚えました。

その中で、自分が今提供できるサービス、満足してもらえるようなサービスを目の前にいるお客様に対して提供したいと思うようになりました。

そして、自分のルールを作成した上で、お客様に満足いただけるサービスを提供できるシステムを作りたいなと思い、大学生時代に飲食店で仕事をしていた経験を踏まえ、飲食店を始めました。

最初はカラオケバーを弟と2人で始めたんですけども、シェフがいるようなちゃんとした飲食店を経営したいと思い今の形になりました。

ーなぜ沖縄というコンセプトなんですか?

私は元々沖縄で生まれ、母親も沖縄出身で、沖縄が田舎になります。
店舗のある川崎も好きですが、沖縄も大好きで、自身の店舗に沖縄を結び付けたいと思いました。

そこで沖縄のコンセプトに至り、ただの沖縄居酒屋ではなく、沖縄の食材を活かして何か違うことをしようと思い、イタリアンというところに辿り着きました。

ー新しいですよね

そうですね。

沖縄イタリアンというジャンルのお店がないので、開店した当初は、「ゴーヤチャンプル出てくれるのか?!」という印象をよく持たれました。でも、メインはイタリアンです。沖縄の食材をいかに活用していけるかっていうところを追求しています。

従業員の自慢をしてください

従業員は、自慢しかないです。

まずは、アットホームなお店作りを僕自身が意識しています。そして、スタッフの方が、誰かに確認するより先に、お客様にしたいと思うサービスを提供してほしいと言う思いが強いです。

例えば、お誕生日や記念日のサプライズができるなどの柔軟性があるところが強みです。スタッフもそれを理解してくれていて、しっかりとお客様第一に考えたサービスを提供してくれています。
そのため、お客様の満足度が高いです。そんなスタッフ1人1人が自慢です!

この仕事をしていて1番嬉しかったことを教えてください

正直、コロナ禍はすごく厳しかったと思います。そんな中でも、スタッフみんなが協力してくれたからこそ乗り越えられたと思っています。

他にも、お客様やスタッフ同士のコミュニケーションなども楽しいことがたくさんあります。

でも、この辛いコロナの時期を誰も欠けることなく、みんなで踏ん張り乗り越えられたことが1番いい思い出だと思います。

会社を経営していて難しいことを教えてください

嬉しかったこととも、繋がるんですが、やっぱりコロナ禍です。

最近商売を始めた人も、何十年も経験のある人も、このような経験は他にないほど、商売の難しさを強いられて、踏ん張ってきたと思います。この3年間すごい苦しい思いをしたなと思いますが、逆にその経験がこれからの成長にも繋がると思います。

スタッフも含め、ほんとに大変だったと思います。
営業時間の変更や工夫、店舗を閉めないといけないこともありました。店舗を持ってる以上、店舗を営業していくことが1番大事ですが、営業できないことが1番苦しかったです。

また、会社としては、給料の支払いもありますから、店舗が稼働していない状況はかなり厳しいです。スタッフの方もやりがいを失われていることでさらに大変だったと思います。
このコロナ渦は大変な3年間だったなと思います。

店舗のこれだけは負けない!というところはなんですか?

やっぱりスタッフの力だと思います!
スタッフ1人1人が、自分の家にお客様が来るようなイメージでおもてなしをするということを徹底しているため接客力は、負けないです。

あとは、お酒の濃さも負けないです。

ーお酒が濃いってことですか?

はい。

僕自身はお酒が好きで、お酒が薄いお店に行くと「ん?」って思います。
逆にお酒が濃い店舗に行くと、ちょっと嬉しくてにやけちゃうんです。

お酒が濃いために怒るお客様はいないじゃないですか。「ちょっと薄くしてください。」と言われるだけです。なのでお酒は薄いよりは濃い方がいいだろうと思っています。

お客様に「濃い」と言われたら勝ちだというようにスタッフには教えています。
そのため、お酒の濃さは多分川崎でトップレベルだと思います!

3年後のビジョンを教えてください

現在、3店舗経営していますが、しっかり3店舗を運営することです。

3店舗をしっかりと定着させて、川崎でしっかり地盤を作り沖縄に進出したいと思っています。 母親の地元が那覇市ですが、那覇市ではなく沖縄北部も開発が進み、USJ系列のテーマパークとかできるようなので、そのような場所にも進出していきたいと思っています。そして、沖縄と川崎を行き来するような生活ができたらいいと思ってます。

ー沖縄に出すっていうのは難しいことなんですか?

沖縄に進出することは、人脈もあるためもちろん可能です。

何にもないところから、作ることはすごく難しいと思いますが、人脈が整っているのでできます。

あとは、その3年をかけて、FBグループのスタッフの中から沖縄に行く人材をしっかり育て、そのスタッフが抜けても大丈夫なように他のスタッフも育て、スタッフ1人1人が次のステップに進めるような環境を整えたいと考えています。

10年後のビジョンを教えてください

10年後はもちろん沖縄、川崎でしっかりと地盤を作って、沖縄と川崎の架け橋になるような会社にしたいと思います。僕自身も現場から外れ、沖縄と川崎の両方を往来し、店舗を客観的に見れるような立場になっていることが理想だと思います。

ですが、現場も好きなので、結局僕はどこかの店舗の現場にいると思います。(笑)

ー10年後は何店舗ぐらい経営していたいですか?

僕の考えでは、店舗や人を増やすよりも、人材が成長する中で店舗を拡大する方が良いと思っています。
そのため、焦らずに地道に行きたいと考えています。

そして、着実にスタッフ1人1人がお客様に愛される店舗を作ることが目標です。

ー飲食店以外にやりたいことはありますか?

考えるんですけど、今のところそこまで具体的には思い浮かんではいないんです。
ただ今1番やりたいことは、店舗の外に店舗の魅力を発信できるような物を販売したいと思っています。

例えば、ドレッシングなどを沖縄の那覇空港のお土産売り場で売るということが1つ夢です。

会社情報

 Instagram

佐藤 恭寿/@yasukazu0515

琉球イタリアンバルF.B/@liuqiuitarianbaru

沖縄おでんF.B/@fb.oden.ryukyu

F.B French Osaka/@fb.french

さいごに

今回は【株式会社F.B】佐藤さんに色々伺いました。

沖縄との融合を追求する情熱と、佐藤さんのこだわりがひしひしと伝わってきました。
佐藤さん、ご協力本当にありがとうございました!

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ハロー社長(@president_snapshot)

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