PROFILE
アライブ株式会社
三輪 尚士
本日は、名古屋とベトナムで総勢140名のプロフェッショナル達とWebサイト制作やWebマーケティングでクライアントをサポートしているアライブ株式会社の三輪社長のインタビューをご紹介します。
まず、御社の商品・サービスについて教えてください
ホームページ制作や、ウェブ広告など、ウェブマーケティング全般ですね。
御社の商品の強み、アピールポイントを教えてください
ただデザインするだけではなく、クライアントの課題解決を踏まえたデザインができることですね。コンサル要素が濃い。
例えば、目的は集客なのか、採用強化なのか、クライアントの目的に合わせてデザインして納品することができるところです。
会社をはじめられたきっかけは?
高校在学中、美大を目指していたのですが、大学受験に失敗して。すでに一浪していたので、進学はあきらめて、デザイン関係の本を片手に、2001年、21歳の時にいきなり独立したんです。とある会社の職場体験なんかもしたけど、テンションが上がらなくて。そんな時に幼馴染から会社立ち上げに誘われたことがきっかけで、一緒にやってみようと決意したんです。
当初は、紙とウェブの両媒体を使っていました。創業当初は結構うまくいっていたんです。どちらかというと、あの時代は印刷が主な収益源でしたね。
そんな中、2004年にその幼馴染が「アパレルをやりたい」ということで、店を出したらこれが大赤字で。そこから、マーケティング・経営について真剣に勉強して、立て直しを図りました。
そこで、デザイン+コンサル型のビジネスモデルを編み出し、今のアライブの基礎ができた感じですね。それが2006年。
ただ、相変わらず業績的にはアパレルがあしをひっぱる形になり、2010年、アパレル撤廃と同時に幼馴染が社長を退いたことで、僕が社長になりました。
ーなるほど。まだお若いのに、会社経営の歴は20年以上とかなり長いのですね。今や、ベトナムにも拠点があるんですよね?
そうです。今までは、受注・納品のほとんどは日本で、デザインは日本、ウェブ開発はベトナムというすみわけでやってきました。今後はベトナム現地で受注・納品する仕事も増やしていきたいと思っていて、そこに注力しています。今年に入ってから、私はベトナム中心の生活ですね。
会社経営していて、一番うれしかったことを教えてください
んー、大きな喜びと言われると…
「良いデザインが出来た」「社員が成長した、結果を出した」など、小さな喜びの積み重ねですね。
お客様にしても社員にしても、周りの人にはとても恵まれていると思います。
今の自分があるのも、いい社員が集まってきてくれたからこそだと思っているんです。
では、一番苦しかったことは?
アパレル事業が失敗してお金が本当に全部なくなり、従業員に給料を支払ったら手元に2万円しか残らなかったときは、さすがにしんどかったですね。
あと、その後取締役に就いた人物がものすごく散財してしまう方で、その方を最後クビにする決断をしたときもつらかった…。
最近では、長く一緒に仕事をしてきて、創業期からの功労者だった竹内さんという方が、がんで急逝されたことです。やはり、どんな形であれ、仲間を失うのはつらいですね。
三輪社長が、周りの方やスタッフの皆さんをとても大切にされていらっしゃることが言葉の端々から伝わってきますね。では、そんな社長の「これだけは負けない!」というところを教えてください
最後までやりきる力ですね。すぐに結果を出す瞬発力はないかもしれないけど、あきらめず、成功するまでやり続ける。その継続力は誰にも負けないと思います。
3年後のビジョンを教えてください。
そうですね。基本的には、変わらずウェブマーケティングを突き詰めてやっていくだけです。
名古屋とベトナムで「デザイン+ウェブマーケティングと言えばアライブ」という地位を確立したい。10年後はベトナムに限らず、もっと広いエリアを視野に入れるつもりです。どこでやるにしても、「ウェブマーケティングを突き詰めていきたい」という部分は変わりないです。
では最後に、今回インタビューを受けてみてのご感想を教えてください
いやー、実はこういう機会は結構多いんですけど、何回やっても恥ずかしいですね。笑
会社情報
アライブ株式会社
さいごに
今回はアライブ株式会社、三輪さんに色々お聞きしました。
誰にも負けない継続力や「ウェブマーケティングを突き詰めていきたい」という想いが、強く印象に残りました。是非見習いたいものですね。
三輪さん、ご協力本当にありがとうございました!