PROFILE

株式会社Regalonico
米森 良偉
商品・サービスについて教えてください
当社は、企業・個人を問わず、集客や採用に課題を抱えるお客さまに対して、戦略的なホームページ制作を中心とした支援を行っています。
静岡に拠点を置く会社として、地元企業のお役に立ちたいという想いはもちろんありますが、現在は全国各地からご依頼をいただいており、すべてオンラインで対応していますので、地域に関係なくご支援が可能です。
単に見た目の良いホームページを作るだけなら、他にも制作会社はたくさんあると思います。ただ、私たちは“成果につながる仕組みづくり”を大切にしていて、サイトを制作する前に、お客さまの理想や事業の方向性を丁寧にヒアリングし、マーケティング戦略の設計から一緒に取り組みます。その中で「誰に何を伝えれば、どんな行動につながるのか」を言語化・構造化し、成果に直結する導線を設計していく。それが、私たちの一番の強みです。ホームページは、その戦略を実行するためのツールだと捉えています。
さらに、Googleでの検索順位を上げるSEO対策や、採用向けのインタビュー動画やPR映像の制作、広告の運用なども行っており、Web全体を通じた集客・採用の仕組みづくりをご提供しています。
これが、今のレガロニコの提供しているサービスです。
御社の強みはなんですか
お客さまの「こうなりたい」「こんな会社にしていきたい」といった想いをしっかりと言語化して、それを形にしていく過程をご一緒できることが、私たちにとって何よりのやりがいです。ホームページはあくまで手段であって、本当に目指しているのは、事業の前進や成果の実現です。
うれしいことに、「静岡 ホームページ制作」などの検索ワードで自社サイトが上位表示されていて、実際にSEOやWeb集客のノウハウを自分たちでも実践し成果を出している点も、クライアントさまにとって安心材料になっていると感じます。
また、プロジェクトを進めるうえで一番大切にしているのが、コミュニケーションの濃さとスピード感です。よく「こんなにレスが早くて、ちゃんと伴走してくれる会社は初めて」と言っていただくことが多くて、それは私たちが“Web制作の請負”というよりも、“一緒に走るパートナー”だと思っているからだと思います。
クライアントの熱量に本気で応え、一緒に壁を乗り越えていく。そんな伴走支援が、レガロニコの強みだと考えています。
この仕事をはじめたきっかけを教えてください
私の父がプロのミュージシャンとして活動しながら、飲食店の経営を行っています。
父はミュージシャン活動と飲食店経営を行なっていたので非常に忙しく、母子家庭みたな家庭で、父を反面教師に大手企業に就職し、安泰な人生を歩んでいこうと思い働いていましたが、どこか物足りない日々を過ごしており、前職であるホームページ制作会社で営業を行なっている際に、会社は営業として契約を取ってくれば良いという感じでした。
営業を行なっていく中で、契約後のお客さまからの連絡はクレームばかりでした。営業成績は営業開始後、2年くらいでトップセールスになりましたが、お客さまが本当に求めているのは“契約”じゃなくて“成果”なので、「だったら最初から最後まで、自分で責任を持って支えたい」と思うようになって。そこから、独立してこの仕事を始める決意を固めました。
社名の「Regalonico:レガロニコ」は造語ですが、笑顔を送り届けるという意味でこの社名にしました。「レガロ」はスペイン語、「ニコ」はイタリア語になります。関わる全ての人に幸せを送り届けたいと思っています。
これまでの経歴を教えていただけますか
高校を卒業したあと、最初は大手の総合化学メーカーで工場勤務をしていました。安定した会社でしたが、あるとき父から「今の仕事って楽しいか?」って聞かれたことがあって、自分の中で働き方や将来のことを見つめ直すきっかけになったんです。
その後、3年間働いたあとに静岡に戻ってきて、「これから伸びる業界で、人と関われる仕事をしたい」と思って、Web制作会社で営業の仕事を始めました。未経験からのスタートでしたが、人と話すのは好きだったので、最初はとにかく行動量で勝負していました。
正直、最初の1年は思うように成果が出なくて、うまくいかないことばかりでした。でも、そこから徐々にコツをつかんできて、2年ほどでトップセールスになれたんです。ただ、その頃から強く思うようになったのが、「契約を取っただけじゃダメだな」ということでした。
というのも、契約後のお客さまからの連絡が、感謝の声ではなくクレームであることが多くて。営業として社内では評価されても、自分自身が納得できない状態が続いていたんですよね。
そこから、「お客さまが本当に求めているのは何か?」を真剣に考えるようになって。営業の役割を超えて、お客さまのビジネスにもっと深く関わりたいと思うようになり、独立を決意しました。それが今のレガロニコにつながっています。
この仕事をしていて1番嬉しかったことを教えてください
やっぱり、お客さまに「本当に頼んでよかったです」と言っていただける瞬間が一番嬉しいですね。正直、前職ではそういう言葉をいただけることが少なくて、それがずっとコンプレックスだったんです。
でも今は、自分たちの提案や取り組みに対して感謝や喜びの声をいただけるようになって、本当にやっててよかったなって思えるようになりました。うれしい口コミをいただいたときや、お客さまから直接「結果が出たよ」「採用うまくいったよ」なんて言ってもらえると、それだけで何日も頑張れます(笑)
あとは、自分のことよりも、うちのチームメンバーが褒められたり、感謝されたりする場面を見ると、もうそれが一番嬉しいです。お客さまの成果も、社内の成長も、両方が重なった瞬間に立ち会えるのが、この仕事の一番のやりがいですね。
3年後のビジョンを教えてください
3年後には、「全国から指名で仕事をお願いしたい」と言ってもらえるような存在になっていたいですね。静岡発の会社ですけど、今後は地域を越えて、“成果を出すパートナー”として評価されるようなブランドを築いていきたいと思っています。
僕たちはホームページ制作をしている会社ですが、実際にやっているのは「企業の発展を支援すること」です。だから、AIなどの新しい技術も積極的に取り入れながら、お客さまの売上や利益に本気で貢献できる存在であり続けたいと思っています。
あとは、社内のメンバー全員が“自分の理想の人生”に向かって挑戦できる環境をつくることも、すごく大切にしています。誰かの夢を手伝うだけじゃなくて、うちで働くみんながそれぞれの目標に向かって生き生きと前進している、そんな会社でありたいなと。
数字や実績ももちろん大事ですが、それ以上に「関わる人たちの人生が前に進む会社」を本気で目指していきたいです。
今回インタビューを受けてみてどうでしたか?
普段から自分の考えを言語化するようにしてはいるんですが、こうして改めて質問を受けることで、「自分はなぜこの仕事をしているのか」「どこを大事にしてきたのか」っていう軸を、もう一度見つめ直すいい機会になりました。
特に、僕たちの強みや価値って、内側にいると当たり前になってしまって、なかなか言葉にして伝えきれてない部分もあるなと感じました。
同じようなサービスを提供している会社がたくさんある中で、「じゃあレガロニコって何が違うの?」というのを、もっとわかりやすく伝えていけるように、今回のインタビューをきっかけにまた言語化を深めていきたいと思います。
会社情報
X